PROFILE
施設プロフィール

馬事学院
東京から車で60分、成田市(富里市)、千葉市、東金市に挟まれた千葉県八街市には、現役競走馬の休養や育成、引退競走馬たちが過ごせるリトレーニングを実施している馬の学校「東関東馬事高等学院」 「東関東馬事専門学院」のキャンパスがあります。
はじまり
●競走馬時代の戦績(協力:netkeiba様)
https://db.netkeiba.com/horse/2014104014/→
「マジックカーペット」の田中範雄調教師の息子さんで、祖父の代からの競馬一家3代目として、2018年12月に開業されたばかりの田中一巧(いっこお)調教師の管理馬から、2019年6月ホースシェルター入りしました
引退時は大きな故障も見当たらず、走りが競走馬に合わなかったとの判断でTCCホースとして迎え入れることとなりました。
父譲りで黒光りの見栄えのいい馬体しており、栗東にて去勢後すぐにシェルター入厩いたしましたが、特に痛がる素振りもなく元気で、とても優しい性格で、馬房でお隣さんとなった牝馬のカワイ子ちゃん「サトノサイベリー」にもあまり関心を示さずに、人懐っこく馬房から顔出してくれるような馬でした。「サトノサイベリー」は隣が気なって仕方がない様子なのに、動じないその姿を見ると、セラピー活動で人気者になってくれる才能を感じさせてくれました。
2019年9月 キラーサイクミレーの預託先が決定!
●繋養先 乗馬クラブアトラス(群馬県)
会員の皆様はよくご存じの、クロちゃんこと「オールブラックス」がお世話になっておりました乗馬クラブです。 またぜひTCCホースを預かりたいという想いをお聞きして、従順でおとなしく性格でレッスン馬としても活躍してくれそうなキラーサイクミレーがお世話になることが決まりました。
競走馬としては成績を残すことが出来ませんでしたが、会員の皆様が安心して楽しくふれあいが出来る馬としてセカンドキャリアを築いてもらえればと期待しておりました。
実はこの後、競走馬時代から負っていたと思われる骨片が見つかり、運動を控えめに様子を見るととなりました。レッスンや乗馬活動がままならない状況となったため、シェルターの活動でも連携する馬事学院さんへ移動し、様子を見て頂く事になりました。
2020年10月 バジガクさんに休養馬として移動
●繋養先 馬事学院
千葉県八街市沖174
疲労蓄積で歩様が良くならないまま、乗馬として活動ができない状態が続いたため、一旦休養して引き馬やセラピーの活動などで活躍していく道も模索していく予定。
おかげ様で獣医さんの診断を得ながら、スタッフさんの手厚いサポートにより、徐々に運動を再開して筋力も戻ってきております。
引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
